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Mozilla、Firefox 149.0デスクトップ向け最新安定版をリリース。分割ビューが利用可能に、など。

Mozillaは2026年3月25日(現地時間3月24日)、Windows、Mac、Linuxなどデスクトップ向けのWebブラウザFirefoxの定期的なメジャーアップデートとなる「Firefox 149.0」を正式リリースしました。

今回リリースされたMozillaのWebブラウザ最新バージョン「Firefox 149.0」では、以下の新しい機能や修正が行われています。

Firefox 149.0デスクトップ版リリースノート

新機能

  • 複数のウェブページを並べて一度に閲覧できる分割ビューを実装。タブを選択して「分割ビューで開く」または「分割ビューを追加」から分割ビューを利用できる。
  • (段階的な展開) ビルトイン VPN を無料で利用できるようになった。公衆 Wi-Fi など信頼できない接続環境でも、ウェブ閲覧を保護できる。VPN にログインし機能を有効化することで、位置情報および IP アドレスを安全なプロキシを経由することで隠蔽できる。毎月 50 GB まで利用可能である。現時点では、イギリス、アメリカ、ドイツ、フランスのユーザーが利用可能である。
    エンタープライズ向けの注意: この機能はエンタープライズ環境では利用できず、エンタープライズポリシーを有効化しているユーザーには展開されない。手動で有効化することは可能であるが、4 月 7 日以降は管理者によって無効化することが可能となる。BlockAboutConfig ポリシーから手動での有効化を抑止できるようになる
  • ハードウェアアクセラレーションにより PDF ファイルの読み込みを大幅に高速化。
  • セーフブラウジングによって詐欺的なサイトと判断されたウェブサイトからの通知をブロックし、恒久的に無効化するようになった。
  • ツールバーのカスタマイズ から「共有」ボタンを追加できるようになった。Windows や macOS の共有機能によって現在のタブを共有できる。
  • 住所の自動入力 をオーストラリア、インド、イタリア、ポーランド、オーストリアのユーザーが利用可能となった。
  • Firefox 翻訳 が以下の言語をサポート: ボスニア語、ブークモール、セルビア語、タイ語。また、クロアチア語の翻訳精度を向上。

Firefox Labs

  • Firefox Labs の一つとして、タブに短いメモを付けられるタブノート機能を利用できるようになった。フィードバックは こちら に願いたい。

修正

  • 不安定なネットワーク接続環境での HTTP/3 のアップロードパフォーマンスの堅牢性を向上。

変更

  • 信頼性パネルにプライバシーとセキュリティに関する情報を統合 (詳細)。
  • 親プロセスで読み込みできる JavaScript ファイルへの要求を厳格化することでセキュリティを向上。
  • Linux: 既定の XDG ポータルファイルピッカーとして利用できるようになった。GTK3 とは異なりデスクトップ環境により統合されたものとなる。
  • Firefox のエラーページの外観が刷新された。
  • Windows: Windows 7 のロケーション API の代わりに、より新しい Windows.Devices.Geolocation API を利用するようになった。

Enterprise

Web Platform

  • showPicker() now supports text-based <input> elements with an associated <datalist>, displaying the autofill dropdown. See documentation.
  • The functions xywh() and rect() were previously implemented for the clip-path and offset-path properties. They are now also available for the shape-outside property.
  • The math value of the CSS font-family is now supported and used by default for MathML’s <math> element. It enables Web developers to indicate special fonts with advanced math features should be used. Firefox will rely on the serif font for mathematics defined in Firefox preferences.
  • Added support for the HTML attribute popover="hint".
  • Enabled media element pseudo-classes, such as :playing:paused
  • Enabled the spec-compliant HTMLMediaElement.captureStream() API.
  • Added support for closing popovers & dialogs with the Android Back Button, and implemented the CloseWatcher API for handling this in script.
  • The new Reporting API provides a generic reporting mechanism for web applications to use to make reports available based on various platform features (for example Content Security Policy, Permissions-Policy or feature deprecation reports) in a consistent manner.

セキュリティ修正

今回のアップデートでのセキュリティ修正は合計46個で、重要度別の区分では重要度区分「高(high)」20件、「中(moderate)」20件、そして最も低レベルの「低(low)」6件の修正が行われています。

重要度「高」のセキュリティ修正情報

重要度「中」のセキュリティ修正情報

重要度「低」のセキュリティ修正情報

Firefox 149.0 についての一般的な情報は リリースノート を、開発者向けの情報は MDN および Mozilla Developer YouTube チャネル を参照されたい。

注意事項

▶︎Security Vulnerabilities fixed in Firefox 149 — Mozilla

Firefox 148.0」は、Windows, Mac そして Linux向けがリリースされており、すでにFirefoxがインストールされている場合にはメニュー「Firefoxについて」から、あるいはMozillaWebサイトよりダウンロードいつでもアップデートすることができます。Firefox 149.0 の利用に必要なシステム要件については、Firefox 149.0 システム要件 を参照してください。また、延長サポート版である Firefox ESR もバージョン 140.9.0 および 115.34.0 がリリースされています。

Mozillaは、6~8週間隔で新しいFirefoxのバージョンをリリースしています。Windows、Mac、Linuxなどのデスクトップ向け次期メジャー・アップデート版「Firefox 150」は現地時間2026年4月21日(火)のリリース予定となっています。

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